この度2023年に東京のVacant/Centreで行われた写真家・牧口英樹の"場所｜現われ / A Place | Appearance”の巡回展を、福岡市中央区にある「本屋青旗」にて開催します。
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14年に及ぶ、存在との対峙で生み出されてきた写真とドローイング作品を、作家初となる写真作品集『場所　A Place』と共に展示します。
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「存在」とは、視覚的にどのような質感なのだろうか。
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札幌出身、現在東京を拠点に制作を行う牧口英樹は、2009年のとある日を境に、この世界に潜む数々の「場所」を撮り始めました。空間という存在そのものに焦点を当てたその写真には、被写体という形あるものを超えた何かの気配が、たしかに写っています。
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そして作家の存在への探究は、眼前に浮かび上がる存在の「現われ」を日記のように描きとった、100点を超えるドローイングのシリーズへと派生していきます。あるときは棒のように直立し、またあるときは壁の凹みのように日々僅かに変化する存在の姿が、ポストカードサイズの紙に黒一色で繊細に描かれています。

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初日には「文化的対話」を促す新しい試み、『POLYLOG（ポリローグ）』のワークショップを行います。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
詳細・予約ページ：https://www.vacant.vc/event-details/polylog-240511