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Exhibition: HAND BOOK TOUR in FUKUOKA|Daijiro Ohara (2024.12.7 Sat - 12.30 Mon)

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SAYUSHA

クリスチャン・マークレー トランスレーティング [翻訳する]

現代美術と音楽を繋ぐ、革新的な活動をつづけてきたアーティスト、クリスチャン・マークレー。日本初の大規模個展開催にあわせて編集された、資料的価値の高い一冊。デザインは米山菜津子。

クリスチャン・マークレー(1955-)は、70年代末のニューヨークでターンテーブルを使ったパフォーマンスで音の実験を始めて以来、前衛的な音楽シーンの重要人物として活躍してきた。一方で、視覚的な情報としての音や、現代社会において音楽がどのように表象され、物質化され、商品化されているかといったテーマに焦点を当てた活動により、現代美術と音楽を繋ぐ、最も人気があり影響力を持った作家とみなされてきた。レコードやCD、コミック、映画、写真など、幅広いファウンドメディアを再利用しつつ、マークレーはパフォーマンス、コラージュ、インスタレーション、ペインティング、写真、映像などの数多くの領域で作品を生み出している。

東京都現代美術館「クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]」では、そうした彼の多様で折衷的な実践を辿る。コンセプチュアル・アートやパンク・ミュージックに影響を受けた初期作品から、イメージと音の情報で構成した大規模なインスタレーション、さらには現代社会に蔓延する不安を映し出した最新作まで、その多岐にわたる活動の全貌を紹介する。

◉インスタレーションビュー・パフォーマンス写真を含む図版、160ページ
◉マークレーとの鮮烈な出会いを描いた大友良英のエッセイ、マークレーの本質をあばきだす中川克志による論考など、充実の書き下ろしテキスト
◉過去のインタビュー・論考の初邦訳(デイヴィッド・トゥープ、ダグラス・カーン、刀根康尚ほか)
◉研究者必見の資料:展覧会歴、パフォーマンス歴、参考文献、ディスコグラフィー
◉日本での活動を追ったアーカイブ。当時のパフォーマンス写真、プライベートフォト、フライヤーも掲載

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Pages: 400
Size: 185 x 240 mm
softcover
color

Design: Natsuko Yoneyama

Published by Sayusha, 2022