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Exhibition: 木下理子『幽かなスリル』出版記念展 III (2025.9.6 Sat - 9.26 Mon)

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¥2,420

oar press

『吹けば風』通常版

豊田市美術館で開催された4人の作家による展覧会、「吹けば風」のカタログ。展覧会タイトルは、明治生まれの詩人・高橋元吉が詠んだ詩の一節「咲いたら花だった 吹いたら風だった」に由来する。認知する以前の、得体の知れないものや感覚を肯定するかのような大らかな心構えのこの詩から始まる「吹けば風」は、通常は見過ごされ、忘れ去られてしまうようなささやかな経験、ほんの僅かな間だけ意識にとどまる小さな発見に着目し、その体験を見つめなおす。日常や旅先での体験を通じて、なにかを感じとるときに生じる変化や差異に鋭敏に反応しながら、それらを観察し、見る人の認知や感覚を研ぎ澄まさせる4人の作家の作品から、本展は世界をあらためて新鮮な感性でまなざそうとするものである。

本書はインスタレーションビューを中心にカラーとモノクロの多数の図版で構成され、展示室を吹き抜けるように鑑賞することができ、その連続性のなかであらたな展示体験を得られるカタログとして構成されている。新書サイズのささやかな判型のなかで、片手でページをパラパラとめくることも、見開いてつぶさに読み込むこともできるように、複数の時間が折り重なる。各作家へのインタビューのほか、企画者である石田大祐(豊田市美術館学芸員)をはじめ、美学研究者の森功次、詩人の大崎清夏、視覚文化/メディア研究を行う佐藤守弘による書き下ろしの論考を収録する。

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インタビュー: 川角岳大、澤田華、関川航平、船川翔司
寄稿: 石田大祐、森功次、大崎清夏、佐藤守弘
デザイン: 刈谷悠三+角田奈央[neucitora]
印刷・製本: 高速印刷株式会社


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Pages: 512
Size: 105 × 174 mm
softcover
color, black and white

Published by oar press, 2023

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