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Exhibition: 木下理子『幽かなスリル』出版記念展 III (2025.9.6 Sat - 9.26 Mon)

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¥1,540

oar press

『吹けば風』特別版 関川航平

豊田市美術館で開催された「吹けば風」展に合わせ、各参加作家の特別版カタログとして制作されたアートブック。

本書は関川航平による特別版で、「UNDER THE SUN」と題されている。本展で関川は展示室に大きな斜面を作り出し、会期を通してその上でパフォーマンスを行なっているが、この斜面の傾きは地軸の傾きと同じ23.4度となっている。地球に季節を生み出しているとされるこの地軸の傾きと太陽の関係への想像は、ごく実際的に本展会期が6月から9月にかかること、いわば「このひと夏」が会期中に行き過ぎることと結びついている。物事の単位やそれらに対する認識が生ずる構造の手触りをそのままに、パフォーマンスを中心にドローイングやインスタレーションなど様々な手法で制作を行なってきた関川は、これまでの作品でも地軸と太陽の関係によって生まれる律動やその中で繰り返される営みについて幾度も引用している。「UNDER THE SUN」は直訳すると「太陽の下」であるが、そこから転じて「この地球上で」という意味を持ち、また疑問文における強意表現として「一体全体」という使われ方もある。本書は作家によって構成され、過去作の抜粋および作り下ろしのドローイングや写真から、一体が全体を貫くような関川のこれまでの取り組みを感じ取ることができる。

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構成: 関川航平
編集: 見目はる香、石田大祐
デザイン協力: 刈谷悠三+角田奈央+久保海音[neucitora]
印刷・製本: 高速印刷株式会社

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Pages: 160
Size: 105 × 174 mm
softcover
color, black and white

Published by oar press, 2023